トランプ政治を見てて思う事

トランプ政治を見てて思う事

アメリカのトランプ大統領が先日のティラーソン国務長官に続き、政権中枢を担ってきたマクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)を解任すると、22日ツイッターで明らかにしました。

いずれのポジションの後任も対外強硬派といわれる人物が就き、トランプ政権の強硬姿勢が鮮明になってきています。

これは対北朝鮮外交への強硬姿勢を示す意図がある人事だとか、様々な主要メディアが伝えていますが、その見解には疑問符がつきます。

東アジアの平和と安定を乱す存在である事は確かな北朝鮮。ですが、果たして超大国アメリカの政権主要ポストが対北朝鮮というくくりだけで簡単にすげ替えられていいのでしょうか?

『対北朝鮮外交の強硬姿勢を示す意図がある人事』って対北朝鮮外交で意見の相違があるから国務長官や国家安全保障担当補佐官を解任していたら、それらのポストを担っていたティラーソン元国務長官やマクマスター大統領補佐官が様々な関係国や関係者と進めていた信頼構築や意思疎通、方針の共有努力はどうなるんでしょうか?

アメリカ一国で外交をやってる訳ではないので、かなり違う考えを持った後任人事をすると、調整相手国はたまったものじゃないですよね。

こういったリスクが存在する事は明確なのに、対北朝鮮外交の強硬姿勢を示す意図がある人事って評価で終わらせていいものか、はなはだ疑問です。

もはやその政治姿勢自体が乱れすぎて、政治の本質をとらえた批評をされなくなってきているトランプ大統領。政治はビジネスとは一線を画すものであるはずです。

昨今では企業にも社会的責任(CSR)を求められるのは当然の事であるのに、アメリカの現政権は果たして国際的な責任をきっちり守れているのでしょうか。

政治の世界は水面下でいろいろな謀略や策謀が働いている事でしょう。全てがクリーンであることなんて絶対不可能だと思います。

でも、そういった水面下での動きはトランプ大統領のように人民の疑問符をもって表に出てきてはいけないと思うのです。

あくまで表出するのは国民目線の政策議論や、国税の明確な使途、時代にそぐった立法府の動向などで、政権内部のおもわくによる人事(しかも一個人の意見が全面に出たような)や、表向きのパフォーマンスでは有ってはならないと思います。

私個人には全く発信力や影響力はありませんが、多大な影響力を持つ主要メディアはもっと本質的な部分でアメリカ現政権のあり方に疑問符を突きつけてもらいたいものです。