ウーバーが東南アジア事業を同業ライバル グラブに売却

ウーバーが東南アジア事業を同業ライバル グラブに売却

米配車サービス大手のウーバーが、同社の東南アジア事業を同市場で熾烈な競争を繰り広げて来た同業グラブに売却すると26日発表しました。

これによりグラブは東南アジア市場で圧倒的なシェアを獲得する事となり、配車市場の安定化によるサービスの質の向上や、特にウーバーに多かった配車遅れや、割高見積もりや請求の問題が改善される事が期待されます。

元々どちらかというとグラブの方が東南アジアでは評判が良く、私が良く行くベトナムでもグラブが大分優勢でしたし、グラブの方が配車時間を守るし、料金も若干安かったようです。

まあグラブは現地の若者の雇用にも寄与してますし、今回のグラブによるウーバー東南アジア事業買収は良かったのではないかと。

既存のタクシー会社のシェアはますます縮小する事になりそうですが、東南アジアに多かった悪質個人タクシーのたぐいの被害を受けないように、東南アジアに旅行や出張・出向の際にはグラブタクシーを利用した方が良いでしょう

ウーバー側は採算性の低い地域の事業は撤退し、より客単価の高い事業へ集中投資といった感じでしょうね。日本市場へも参入しているウーバーですが今のところは思うような成果は上がっていませんね。

日本人ってタクシー元々乗らなくなってますし、年配の方はそもそもウーバー知らないでしょうしね。日本は公共交通機関(鉄道・バス)が充実していて、電車の方が時間も確実で、料金も安いですからね。

ウーバーは日本では苦しいでしょう。日本に来ている観光客もウーバーを使う必要性はあまりないかと。例えば関西空港から京都まではタクシーなんて全く必要なく(関西空港駅→京都駅直通特急もしくはJR大阪駅を経由して新快速で京都駅まで、いずれにしても全部駅構内の移動のみ)京都市内も縦横無尽にバス停があるのでね。

どうしてもタクシー必要な場合でも、日本ではそこら中にタクシー走ってるんで、そもそも都市部なら30分、40分タクシー捕まらないなんてこともない。

何もない田舎には観光客は行かない。じゃどのあたりに需要があるんですかね?(笑)どう考えても厳しいです。

でもウーバー自体は日本にまだなじみがなく、浸透していないので厳しいのですが、ウーバーの業態自体はこれからの日本に必要になってくるのではないでしょうか。

というのも、いくら年配の方といってもそれなりにスマホなどを使っている方もいる訳ですし、今の50代・60代が高齢になった時に、車の運転は控えたいけど、週2、3回の買い物は車で行きたい、なんて時に地元のタクシー会社がウーバーのような配車アプリなんかを運営してるなら使わない手はないですよね。

特に、今地方なんかは路線バスの廃線も結構増えて、田舎に住む高齢の方は不便しているというのをメディアなどで良く目にします。

ウーバーがそういった状況に着眼しているかどうかは解りませんが、ウーバーにとってかわって地元のタクシー会社がそういった不便を被っている高齢の方達の足がわりになれば良いと思うのです。(そもそも地元にタクシー会社がないならウーバーはそういう地域にこそ力を入れるべき)

週2、3回の買い物だけじゃなく、病院へ通う時や、街に友人達とお茶しに行くなど様々な用途は当然出てきます。

固定ユーザーとしてタクシー会社側も認識していれば、配車依頼が2週間、3週間と間隔が空いたらそれが異変であると気づき、お宅を訪問するなどして、孤独死などを防ぐ役割も担えるでしょう。(これに関しては公共性が出てくるので、行政の仕事にはなりますが)

ウーバーの業態自体はユーザーにとって利便性は高いので、より車という足を必要としているユーザーに的を絞った方が収益性も高くなるような気がします。

すでに高齢化社会に突入している日本。様々な先進技術を企業の利益追求に使用する事だけを考えるのではなく、今私たちが平和で安全な国に住めている、という礎を作り上げてくれた偉大な先輩方に何不自由なく暮らしていってもらうために、先進技術を駆使する事も考えた方がいいですよね。