桜の儚さと美しさはいつの時代でも変わらずに。

桜の儚さと美しさはいつの時代でも変わらずに。

古来より日本人の心を掴んでやまない桜。古くは奈良時代より人々に親しまれ、和歌や俳句にも数多く詠まれてきました。

桜は短い命ゆえ儚くそして美しいです。日本人は短い命の炎を燃やすように美しく咲きそして散って行くものに惹かれます。

桜しかり紅葉しかり花火もそうですね。

古来から桜の季節になると日本人は春の到来を感じ、長く辛い冬を乗り越えた嬉しさや、新しい季節を迎える喜びを桜に重ね合わせます。

そういった意味でも日本人にとって桜は特別な花であり、これほど多くの人々の生活の一部として根付いてる花は世界でも例を見ないのではないでしょうか。

桜を見るとその美しさと同時に、自分の過去の思い出や当時の心情、親しい人と見に行った桜の情景なんかが頭の中に蘇ってきます。

出会いや別れの季節でもある春の桜は誰の胸にも、様々な想いを抱かせる力がありますね。私は桜を見ると過去の自分の過ちや辛かった事が思い起こされ、少し寂しいというか切ない気持ちになります。

と同時に、その辛かった時期でもそばにいてくれた人や手を差し伸べてくれた人達がいて、人間は一人ではなくお互いが支え合って生きている存在なんだと改めて再確認というか、認識します。

長い人生良い事もあれば悪い事もあります。それでも人はなんとか生きていかなければいけませんし、悪い事を糧に乗り越えて前に進まなければいけません。

そう1年に1度春の季節に咲き誇る満開の桜を見ながら、生きているなぁと実感できるだけで良いじゃないですか。そうやって人間はいろんな想いを積み上げていって強くなっていきます。

ただ生きよう。そう思わせてくれる桜がこんなにも身近にある日本という国に生まれて良かったなと思います。