シリアの化学兵器使用疑惑で、アサド政権やロシア側は使用を否定しているが、そもそも否定するだけではおかしい

シリアの化学兵器使用疑惑で、アサド政権やロシア側は使用を否定しているが、そもそも否定するだけではおかしい

中東シリアの東グータ地区で、7日化学兵器が使用され多数の死傷者が出る悲惨な状況となっています。これは明らかに人道上の大きな問題で、内戦であれなんであれ化学兵器を使用した爆撃や攻撃は断じて容認してはならないでしょう。

アサド政権側やロシアは化学兵器の使用を否定し、米仏英側はアサド政権の責任である事は明らかとし、シリアへの軍事攻撃も検討している状況です。

 

米とロシアが国連安保理でシリア化学兵器問題について、真逆の見解を示しており、実際に米発案の真相究明・責任追及を行う調査チームを設立する決議案はロシアが拒否権を発動した事によって廃案となりました。

 

ここで考えてみると、シリアのアサド政権は化学兵器の使用を否定している訳ですが、そもそも自国内において、化学兵器が使用され、小さな子供までが犠牲となっている事実について、

百歩譲って自らの政権が化学兵器を使用していないというならば、自国の国民に対して化学兵器を使用するという残虐な行為を行った者が誰なのか早急に調査し、断固たる対応をとる。といった声明を発表すべきではないでしょうか。

ただ単に使用してません、反政府側の陰謀です、では済まされませんよこれは。

シリア国内で実際に化学兵器が使用されたんですから、アサド政権としても、もし化学兵器を使用していないなら、他の誰かが自国内で化学兵器を使用した事になるのです。

早急に全てを調査し、対応するのが国を担う政権の義務でしょう。それを行わずただ使用してませんと否定するだけなら、そもそも政権として機能していません。

軍事行為に軍事行為を重ねていくのは何も解決しないと思いますが、シリアの国民の事を考えるとまともな統治機能を保有した政権にシリアを治めてもらいたいと切に願う所です。