珠玉の名著「論語」より今日の一節 『富や地位を得ることのはかなさ』

珠玉の名著「論語」より今日の一節 『富や地位を得ることのはかなさ』

簡素な食事をとって水を飲み、肘を枕に眠る。楽しみはその中にある。

自分が為すべきだと思わないことをやって富や地位を得ることは、私には浮き雲のようにはかないことに思える。

 

現代社会を生きる人の内、自分が為すべきと思うことに巡り会い、それに命をかけて生きている人が何人いるでしょうか?

自分が為すべきこと、命をかけてやるべきことを行った結果、富や地位を得たのならこれ以上のことはありません。

しかし、富や地位を得るために自分を偽ってなしとげたことは、結果的に何も残らないかもしれません。自分を偽ったということは周りにいる大事な人をも偽ったという事なのですから。

 

人の為すべきことは結果として富や地位を得られるものでなくても良いのです。家族を守り抜く事、自ら選んだ仕事を黙々とこなす事、友人を大事にする事、人に優しくある事。

為すべき事を定めて生きている人は芯が通ってぐらつきません。故に人に優しく、自分に謙虚でいられます。それが本当の強さなのでしょう。