珠玉の名著「論語」より今日の一節 『異質な考えを排除するな』

珠玉の名著「論語」より今日の一節 『異質な考えを排除するな』

異端を攻撃するのは、害があるばかりだ。

異端を排撃し、皆が同じことを考えるようになると、その考えが原因となって、上手くいかなくなった場合に、上手くいってないということさえも、認識できなくなってしまうからだ。

 

現代社会において、会社組織内部の思考が統一されていなければガバナンスに問題があると勘違いしている人がいます。特に、大企業の大きな組織にそういった考えが生じやすいです。

トップダウンで降りてきた業務方針や目標に疑いを持つ事なく従い、達成のために全力をあげる。そういった従順な社員を評価したがります。

しかし、トップだからといって完全無欠の人間たりえるでしょうか?トップの一存に巨大企業の命運を託し続けて良いのでしょうか。

うわべではダイバーシティやらを尊重しているように見せかけていますが、日本企業は異端の考えを汲み取って活かす事に関してかなり低レベルです。

恐れるのです。異端を受け入れて失敗した時の責任を。

それは会社組織内部の人間は企業の意志に従順であるべきで、従順であることそのものが評価されてしまうようなおかしな風潮がまかり通ってしまっているからです。

まずは日本企業は異端を受け入れる度量と、有益な異端を見抜く力を養うべきです。いつまでも恐れていては時流の変化に対応できず、国際経済から取り残されてしまいます。