論語

珠玉の名著「論語」より今日の一節 『急がない、小さな利益を追わない』

  • 2018.05.17

  子夏が筥父(きょほ)という町の長となったので、孔子に政治について尋ねた。孔子は答えた。 「急ぐな。小さな利益を追うな。急ぐと、かえって達成できない。小さな利益を見てしまうと、大きな事業はできない」   現代社会では小さな利益をすぐに求められる事も多々あります。例えば会社組織などでは経営者など上位管理者は中長期の経営戦略を構築し、下位管理者及び一般職は短期的な売上を求められま […]

珠玉の名著「論語」より今日の一節 『危機にこそ人間の真価がわかる』

  • 2018.05.16

  気候が寒くなってはじめて、松や檜が常緑樹であることがわかる。 危機になってはじめて、誰が真に力があるのかわかる。   平時には誰しも平常心で動く事ができるので、”人間力”の差が明確になりません。ですが、自らが不利な立場に立った時、自らに不幸が降り掛かった時、どう動き人にどう接するかで真の”人間力”が問われます。 そして自分の周囲の人間から、自らが不利な立場になり不幸が降り掛 […]

珠玉の名著「論語」より今日の一節 『知識をひけらかすだけの話し合いはダメだ』

  • 2018.05.10

  集まって一日中話しているというのに、意義のある話は何もせず、小賢しい知識をひけらかしてばかりいるというのでは、どうしようもない。   会社組織で働く人ならこの言葉はピンとくるでしょう。現場を知らない管理職や経営者による小手先の知識や机上の理論だけによる長々とした会議。 あれほど生産性のない仕事はないでしょう。そんな事をする暇があれば自らが顧客や現場の声を聞きに行けば良いので […]

珠玉の名著「論語」より今日の一節 『異質な考えを排除するな』

  • 2018.04.28

異端を攻撃するのは、害があるばかりだ。 異端を排撃し、皆が同じことを考えるようになると、その考えが原因となって、上手くいかなくなった場合に、上手くいってないということさえも、認識できなくなってしまうからだ。   現代社会において、会社組織内部の思考が統一されていなければガバナンスに問題があると勘違いしている人がいます。特に、大企業の大きな組織にそういった考えが生じやすいです。 トップダウ […]

珠玉の名著「論語」より今日の一節 『志は奪えない』

  • 2018.04.19

  大軍であっても、その司令官を奪い取ることができるが、たった一人の男であっても、その志を奪い取ることはできない。   志を持って生きる人から志を奪うことはできません。真の志は自らの心内で定めるため、まわりの人間から何を言われようがぶれる事はありません。 極端に言えば死をもってのみ志は奪う事ができます。しかし、志ある人のまわりにその志に惚れ込んだ人がいるなら、その志は本人が死ん […]

珠玉の名著「論語」より今日の一節 『富や地位を得ることのはかなさ』

  • 2018.04.17

簡素な食事をとって水を飲み、肘を枕に眠る。楽しみはその中にある。 自分が為すべきだと思わないことをやって富や地位を得ることは、私には浮き雲のようにはかないことに思える。   現代社会を生きる人の内、自分が為すべきと思うことに巡り会い、それに命をかけて生きている人が何人いるでしょうか? 自分が為すべきこと、命をかけてやるべきことを行った結果、富や地位を得たのならこれ以上のことはありません。 […]

珠玉の名著「論語」より今日の一節 『反省について』

  • 2018.04.13

孔子の門人 曾子の言葉『毎日、3つの事を反省する』 曾子は言った 私は毎日、わが身を振り返り、3つの事をしていないかどうか、いつも反省している。 ①目上の人のために奔走するあまり、自分自身を裏切ってはいないか。 ②友達に調子を合わせて、心にもないことを言ってしまったのではないか。 ③十分に身についてもないことを、軽々しく受け売りして目下の者に伝えてはいないか。 この言葉は現代社会の歪みに対する訓示 […]