絶賛子育て中の私ですが、表題の叱らない子育てについてよく考えさせられるので、このブログにあれこれ書きなぐろうかと思い立ちました(笑)
叱らない子育ての文面だけ捉えると危ない
叱らない子育てについて、いろんなサイトで大体おんなじことが書いてありますが、端的に言うと子供に対して親が感情的になって怒らず、落ち着いて親の考えを伝える育児方法とかって書いてます。
….できたら苦労せんわな。
まあ、理屈というか理想論は書いてる通りなんでしょうけど。朝出勤時間が決まってる親御さんなんか、保育園の送り時間を守るのに必死で子供の準備(自分の支度もある中)しているのに、当然子供はイレギュラーな要求や失敗だらけなんで、その場面場面でいちいち穏やかに「○○ちゃん、よく聞いてね。そういう時は泣かずにこうしてほしいとか、これが良いってなんでもパパやママに言ってくれたらいいよ、次はそうしようね」なんて、ならんのですよ。
何度も言い聞かせて理解しているはずのことをしようとしなかったり、めんどくさがってやらなかった時は叱らないと駄目じゃないですか。
叱るというのも、高圧的にどすのきいた声で怒るんじゃなくて、理路整然と親がぶれずにダメなものはダメと叱ればいいわけで。
叱られて学ぶこともあるはずで、自分も学生の時、散々強面の体育教師に叱られましたが、そんな先生のことを大人になって感謝こそすれど、大人になっても嫌いとかの感情残ってる人なんているんですかね。
大人の厳しさに触れておかないと本当の意味での自尊心は育たないのでは
叱らないで子供が内面的にも肉体的にも伸び伸び育ってくれれば、それにこしたことはないですよね。
でも、学生時代の自分や友人達のことを思い起こすと、ルールを守らなければ、やるべきことをやらなければ叱られる環境にあったので、精神的に未熟で不安定な学生時代でも何とか自分というものを律することができていたんだなと感じます。

誰も叱ってくれない、注意してくれない環境の中で、現在の子供達は果たして自分自身をコントロールし、律することなんてできるんでしょうか。
もしできているように見えても、それは周りが叱らない環境に合わせて、自身の目標が低い状態なので、精神的にも経験値的にも未熟なままで、単に周りが容認してしまっているだけなんじゃないかと。
そうやって育ってきた子供たちが社会に出るとどうなるかは何となく察しが付くでしょう。
結局子供の性格やメンタルも様々でひとくくりになんかできない
叱られると極端に自信を喪失し、萎縮してしまう子供もいるでしょう。一方で、勝気で何でもアグレッシブに挑戦しようとする性格の子供もいます。
極端な例を挙げていますが、そういう子供達をひとくくりに”叱らず”に子育てして良いんでしょうか。
子供達それぞれの個性や性格に合わせて、またその場面場面の状況などを加味して、柔軟に対応してあげることこそが、子供のためになると思います。
それを実践する親は本当に大変なんですが、そこは私自身は子供のためを思って、できる限り柔軟に対応し、かといってあくまで判断基準はぶれずにというのを意識して子育てに奮闘しています。
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